こんにちは。
ビューティウィンドです。
最近、「介護脱毛」という言葉をよく聞くようになりました。
介護をする方、される方が多くなってきたこともあり、近年「介護脱毛」を受ける方が増えてきたのです。
「介護脱毛」とはどのような脱毛なのでしょうか?
どうしてシニア層に選ばれているのでしょうか?
詳しく解説いたします。
介護脱毛とは?
「介護脱毛」とは、若い方にも人気の「VIO脱毛」のことです。
今、40代以降の方にも「介護脱毛」つまり「VIO脱毛」が人気です。
将来、もしかしたら介護される日が来るかもしれない…そんな「もしものとき」のことを考え、前もって元気なうちにVIO脱毛しておくことを「介護脱毛」と言います。
VIO脱毛とは
- V:まっすぐ立った状態で、真正面から見たときにショーツで隠れている部分全体
- I:デリケートゾーン(大陰唇周囲)
- O:肛門周り
※お尻は含まない
VIO脱毛とは、ショーツを履いたときに隠れる部分から「お尻」を除いた範囲の脱毛を指します。
ただし、気を付けたいのが「V」の定義です。
サロンによっては、「V」はショーツからはみ出る「Vライン」(足の付け根部分)のみを指すことがあります。
そのため、介護脱毛を希望するのであれば、「Vライン脱毛」ではなく、「VIO脱毛」を選ぶようにしてください。
介護脱毛が選ばれる理由
介護の一つに「排泄介助」があります。
赤ちゃんのオムツ替えとは異なり、大人のオムツ替えは想像以上に大変です。
身体の大きさだけでなく、排泄物のニオイも赤ちゃんとは違いますよね。
介護をする側もされる側も負担が大きいため、少しでもその負担を軽減しようという準備が介護脱毛なのです。
衛生的
生理のときにナプキンを付けるだけでも、かぶれたり、炎症を起こしたり、ニオイの元となる菌が繁殖したり…とトラブルが起きることがあります。
オムツはナプキンよりも大きく、全体を覆うため蒸れやすく、しかも、赤ちゃんのときのオムツとは異なり、大人は毛が生えているため、菌が増殖しやすく、ニオイもきつくなります。
介護が楽
デリケートゾーンに排泄物が残っていると、肌が荒れたり、炎症を起こしたり、感染症を引き起こしたりします。
また、菌が繁殖することでニオイの元となります。
そのためオムツ交換時に介護者がデリケートゾーンを拭き取るのですが、毛に排泄物が残りやすいため拭き取り作業はとても大変なのです。
毛がなければ拭きやすいのは、想像がつきますよね。
そのため「介護脱毛」する方は、介護関係の仕事をしている方や、親の介護をしている方など、介護の経験がある方が多いです。
介護脱毛Q&A
将来的にはともかく、現時点では抵抗があるという人も多いでしょう。
でも、あまり心配する必要はありません。
ツルツルは恥ずかしい?
「介護脱毛」だからといって、毛をすべてなくしてしまう必要はありません。
- 全体的に減らす
- Vは少し残して、IOのみ脱毛する
など、介護しやすいように毛の量を減らすという選択肢もあります。
介護脱毛で人気なのは、「Vを少し残しIOはすべて脱毛」です。
正面から見ると毛が残っているため、銭湯や温泉で他人の目を気にする必要はありません。
脱毛を受けるのが恥ずかしい?
介護を受けるときになれば恥ずかしいとは言ってられないけれど、デリケートゾーンの脱毛に行くのは恥ずかしい。という方も多いです。
しかし、クリニックでの脱毛であれば、施術をするのは医師か看護師です。
つまり、子宮がん検診を受けるときと同じような状況なので、施術者は慣れています。
もちろん、検診のときと体勢は異なり、脱毛はベッドに横になったリラックスした状態で受けることができますよ。
また、どの程度まで脱毛したいかにもよりますが、脱毛に通う回数は、クリニックの医療レーザー脱毛で5回~10回程度です。
白髪は脱毛できない?
40歳を過ぎると、デリケートゾーンに白髪が交じる方も多いです。
以前は、白髪はニードル脱毛(絶縁針脱毛)でしか脱毛できなかったのですが、現在は、蓄熱式の医療レーザー脱毛(SHR脱毛)があります。
SHR脱毛は痛みが少ないことで話題ですが、メリットはそれだけではなく、肌の色・毛の色を問わず脱毛できる新しい脱毛方法です。
そのため、白髪が交じりはじめた方は、SHR脱毛を選ぶようにしましょう。
痛みが不安?
VIO脱毛は痛みが出やすい部位です。
しかし、痛みに弱い方であれば、麻酔を使用することもできます(クリニックでの脱毛のみ)。
また、SHR脱毛なら、あまり痛くないと言われている光脱毛(IPL脱毛、SSC脱毛)よりも痛みが少ないです。
VIO脱毛はエチケットになる?
少子高齢化が進む現在、中高年の9割以上が老後に不安を抱えていると言われています。
特に介護はされる側もする側にも大きな負担になるため、特に大きな関心事です。
デリケートゾーンに毛がなければ、それだけで排泄介助の負担が軽減されます。
これからは「VIO脱毛は老後のエチケット」と言われる時代になるかもしれません。