こんにちは。ビューティウィンド編集部です。
シミ取り治療をしたいと思っても、シミ取りにはダウンタイムがあると知って悩むこともあるでしょう。
仕事や日常生活への影響だけでなく、ダウンタイム中は毎日ケアが必要なため、それを面倒だと感じる人もいるのではないでしょうか。
そのためダウンタイムがないシミ取り治療をしたいと思う人も多いでしょう。
そこで今回はダウンタイムのないシミ取り治療についてまとめてみました。
ダウンタイムなしでシミを消したい人は是非参考にしてください。
シミ取り後のダウンタイムについて
どんな方法であってもシミ取り治療にはダウンタイムがあると思っている人もいるかもしれません。
しかし実は、「ダウンタイム」と言えるほど治療部位の回復に時間がかかるのは、レーザーのスポット照射によるシミ取り治療だけです。(※老人性色素斑などいわゆる「シミ」の場合)
そして意外とあまり知られていませんが、ダウンタイムがほとんどないシミ取り治療も美容クリニックでは行われています。
たとえば広く知られている「光治療(フォトフェイシャル)」はダウンタイムがほとんどありません。
またシミ改善に効果があるケミカルピーリングも、ダウンタイムはほぼないと言えます。
ダウンタイムなしのシミ取り治療とその効果
ではここからはダウンタイムがほとんどないシミ取り治療について、どんな治療なのか、そしてどのような効果があるのかをご紹介していきます。
光治療(フォトフェイシャル)
美容皮膚科治療の中では、シミ取りレーザーと並んでよく知られている光治療。
これはIPLと呼ばれる光を肌に照射する治療です。
光を照射することで、シミ・そばかすだけではなく、くすみや赤ら顔といった症状も改善することができます。
光の照射は広範囲に行われるため、シミがたくさんある場合に効果的です。
ダウンタイムはほぼなく、施術後にクールダウンすればその後はすぐにメイクもできます。
レーザーよりもパワーが弱いため、一度の照射ではシミが消えることはありません。
5回を1セットとしているクリニックも多く、3週間〜4週間に一度通うのが一般的です。
また薄いシミは消えるものの、濃いシミとなると5回通っても完全に消すことはできないため、濃いシミがある人は別の施術を選ぶといいでしょう。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは光治療とセットで行われることも多い施術です。
専用のピーリング剤を塗って、肌に残った不要な古い皮膚を剥がします。
その結果ターンオーバーが整い、毛穴詰まりや毛穴開きなどが解消されます。
ピーリングを行うことで皮膚が生まれ変わり、肌自体の力をアップすることができるため、さまざまな肌トラブルを改善することができるのです。
ダウンタイムについては、当日のみメイクを控えるように指示があります。
洗顔やシャワーは当日でも行えます。そのため、ダウンタイムが「ほぼ」ない施術と言ってよいでしょう。
一度に広範囲に施術ができるものの、こちらも光治療と同様に何度か通う必要があります。
またシミについては、ターンオーバーが整うことでメラニンが排出されやすくなるため、比較的新しいシミなら徐々に薄くなっていきます。
ただし濃いシミや年季の入ったシミは、薄くなることはあっても消えることはありません。
こちらも光治療同様に、広範囲に薄いシミがある場合におすすめの施術です。
レーザートーニング
レーザートーニングはシミ消しレーザー治療でも使われるレーザー機器の出力を低く設定し、シミのある部分に照射するという施術です。
レーザーのスポット照射に比べると肌への刺激や負担も抑えられ、施術後にかさぶたができることもありません。
基本的には洗顔やメイクは施術直後から可能ですが、施術後に腫れや赤み、痛みなどが残ることがあります。
もしもそういった症状が強い場合は、メイクを控えた方が良いでしょう。
そんなレーザートーニングは、出力が弱い分、一度だけではなかなか効果が出ません。
濃いシミを消すというよりも、肝斑やくすみを改善し肌のトーンアップを目指す治療です。
1〜2週間おきのペースで4〜5回通うのを1クールとしているクリニックが多いです。
シミ取り治療の効果を最大限にするために・・・
ダウンタイムなしのシミ取り治療は、ダウンタイムのあるレーザーのスポット照射によるシミ消し治療に比べると、どれも効果が穏やかで、即効性には期待できません。
そんなシミ取り治療の効果を最大限にするためには、施術に通っている最中の過ごし方も重要です。
どの治療を選んだとしても徹底的な紫外線対策は必要不可欠ですし、肌を守るために保湿もしっかり行いましょう。
また、施術を受けている部分をこすらないように気をつけることも大事です。
さらに睡眠をしっかりとって、肌のターンオーバーを促してください。
ターンオーバーは睡眠中に行われます。
バランスのとれた食事をすることも重要です。肌に良いとされるビタミンだけではなく、肌をつくる素となるタンパク質もしっかり摂りましょう。
日頃からしっかりそうしたケアをしていれば、効果が穏やかなダウンタイムなしのシミ取り治療でも、高い効果を感じられるはずです。
まとめ
今回はダウンタイムなしのシミ取り治療をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
なかなか自分ではどの治療が自分にあっているのかは判断がつかないでしょうから、クリニックで実際にシミを見てもらいながら、どの治療をするのか相談してみてもいいですね。
ダウンタイムがほとんどないと言っても、施術後にきちんとスキンケアをし、肌を保護するのは重要です。全く何もしなくて良いというわけではないことは、覚えておきましょう。