こんにちは。ビューティウィンド編集部です。

こんな悩みを抱えている人はいませんか?
ワキガは一度汗腺の機能を停止させれば、半永久的にニオイを抑えられるのが一般的ですが、稀に再発するケースもあります。
そこで今回は、ワキガが再発する原因と対処法について解説。
「もしかして、ワキガが再発しているかも」と不安になっている人は、ぜひご一読を!
ワキガの再発はあり得る
ワキガ治療においては、ニオイの原因である「アポクリン腺」という汗腺を除去します。
一度除去したアポクリン腺が復活することはないため、1回のワキガ治療でニオイを改善できるのが一般的です。
しかし、「ワキガが100%完治する治療方法」は存在しません。
可能性は低いですが、何らかの原因でワキガが再発することはあります。
ワキガが再発する原因
ワキガの再発は稀であるものの、可能性はゼロではないのが現状です。
具体的には下記のような原因で、ワキガは再発することがあります。
過去の治療で汗腺を完全に破壊できていなかった
どんな治療方法でも、アポクリン腺を100%除去することはできず、数%は治療後も脇に存在します。
治療により一時的に弱まっていた数%の汗腺が、時間が経つと再度ニオイの原因となるケースがあります。
若い頃に治療をしたため、分泌量が増えた
汗腺の数は生まれつき一定ですが、二次性徴と共に発達し汗の分泌量が増えていきます。身体が成長段階にある10代のワキガ治療では、破壊できていなかった汗腺からの汗の分泌量が増えることで再度ニオイが強くなることがあります。
ワキガが再発しているサイン
以下のような予兆が確認できる場合は、ワキガが再発している可能性があります。
なくなったはずのニオイが再びするようになった
最も分かりやすいワキガの再発サインは、ニオイです。
一度なくなったはずのニオイが再び発生している場合は、アポクリン腺が必要以上に活動している可能性があります。
自分でも気になるようなニオイがするようであれば、病院やクリニックで再度診察を受けてみましょう。
汗の量が増えてきた
ワキガ治療では汗腺を除去するため、通常は脇汗の量が収まるはずです。
しかし汗の量が以前よりも増えているのであれば、ワキガが再発している可能性があります。
汗の量に異常を感じたり、汗じみの色が黄色っぽくなったりした場合も、診察を受けるのがおすすめです。
ワキガが再発した際の対処法
ワキガが再発した場合は、再度治療を受けることでニオイを抑えることができます。
具体的には下記の治療方法を検討してみてください。
外科手術で汗腺を取り除く
前回の手術で汗腺を取り残していたり、また新たに汗腺がでてきたりしている場合は、再度外科手術で汗腺を取り除くという選択肢があります。
残った汗腺を取り除くことができれば、ワキガのニオイはなくなります。
ミラドライで汗腺の機能を破壊する
ミラドライとは、マイクロ波で汗腺を破壊する治療方法です。
傷跡が残らず、外科手術よりも体への負担が少ないのが特徴。
もともとはアメリカで開発された治療方法ですが、ここ数年で日本の美容クリニックでも普及し出しました。
ミラドライは米国FDA承認と共に、日本国内でも薬事承認を得ている治療機器です。
ただしミラドライは全ての美容クリニックで採用しているわけではないので、事前に確認しておきましょう。
再発したワキガの治療にかかる費用
再発したワキガの治療にかかる費用は、下記の通りです。
- 外科手術:40万~55万円前後
- ミラドライ:30万円前後
また治療を行ったものの、すぐにワキガが再発した場合、同じ病院や美容クリニックに相談すれば無料で再治療を行ってもらえる可能性もあります。
治療を受ける前に、再発時の対応について確認しておくとなお良いですね。
まとめ
結論として、ワキガの再発は極めて少ない確率ですが、あり得ます。
ただし再発は医療ミスではなく、現代の治療技術ではワキガの発生元を100%除去できないことが原因です。
もしワキガが再発したかもと感じるようであれば、治療を受けた病院やクリニックで診察を受けてみましょう。