こんにちは。ビューティウィンド編集部です。
見て見ぬふりをするのが限界になってきたシミ。
「くよくよ気にしているより美容クリニックでやっつけてしまいたい!」
と考えている人は多いでしょう。
ただ、「シミ治療後はダウンタイムがある」といった情報を目にすると、治療後にメイクできるのかどうかが気になりますね。
車で通院できる人はともかく、スッピンで帰るのは相当の勇気がいる決断です。
この記事では方法別のメイク可否と、シミ治療後のメイクの工夫についてご紹介します。
シミ取り後にメイクはできる?
シミ取りといえばレーザー治療がもっとも有名ですが、シミ取りの方法はほかにもあります。
まずは、シミ取り後にメイクできるかどうかを整理しましょう。
レーザー治療:施術部へのメイクはテープの上からになることが多い
レーザー治療は、レーザー光を照射してシミを形成しているメラニンを破壊する方法です。
レーザー治療後にできるかさぶたが剥がれるまでは、テープの上からのメイクになります。
しかし一部のクリニックでは、テープを使わず医療用コンシーラーで保護することがあります。
光治療:可能
フォトフェイシャルとも呼ばれる方法で、レーザーとは違った種類の光を広範囲に照射する方法です。
シミ取りという意味では、レーザーほどの即効性はありませんが、ダウンタイムは短いのですぐにメイクできます。
ケミカルピーリング:可能
グリコール酸などの薬剤を使い、古い皮膚(角質)を剥がしていく方法です。
肌を剥がす治療なので、ピリピリしたり赤みが出たりすることもありますがメイクは可能です。
クリニックによって、直後からOKのケースと1時間~数時間からOKのケースがあります。
外用薬(ハイドロキノン・トレチノイン):可能
メラニンの生成を抑えるハイドロキノンやメラニンの排出を促すトレチノインでシミ取りする方法です。
2~3日でシミ部分が赤くなったり皮が剥がれてきたりしますが、メイクは可能です。
光エステ:可能
光フェイシャルとも呼ばれる方法で、エステサロンで受ける施術です。
光治療が医療機器であるのに対し、こちらはパワーが弱めの美容機器で、メイクは可能です。
レーザー治療後のメイク、どうする?
顔の一部が傷になってしまうのがレーザー治療。
「病気でしばらく仕事を休むからからその間に……」
「人に会うことが少ない育休中に……」
と考える人もいるかもしれませんが、病気治療中はレーザー治療できないことが多いですし、授乳期も不可です。
シミが消えるまで誰にも会わずに過ごすのは難しいですが、最近はいろいろな面で進化していますよ。
目立たないテープがある!
シミやほくろのレーザー治療後、顔の一部にサージカルテープを貼って保護している人を見たことがあるかもしれません。
キレイになるためとはいえ抵抗があると感じるのは自然なことですが、近年は透明で薄いテープも登場しています。
上からメイクも可能で、しかもUVカットできるので、そういったテープを使ってもよいか相談しても良いでしょう。
医療用コンシーラーを使うクリニックもある!
施術部をカバーできる医療用コンシーラーを使う方針のクリニックもあります。
かさぶたができるまでの2~3日はテープで保護しますが、その後はコンシーラーの上からメイクができます。
それなら、連休中にシミ治療を受けて休み明けからテープなしで出社、というスケジューリングも可能ですね。
マスクやメガネも効果的に使える!
シミ取りをした部位にもよりますが、顔の下部分ならマスク、目元ならメガネといった小道具でも隠せます。
額やこめかみに近い部分なら髪型の工夫も有効です。
メイク可能な場合も、肌へのいたわりが大切
レーザー治療以外の方法は基本的に施術後すぐにメイクができます。
しかし、レーザーほどでなくても肌はダメージを受けていますのでメイクには注意が必要です。
閉塞性の高いリキッドファンデーションは避ける
シミに悩んでいる方は、カバー力の高いリキッドファンデーションを愛用している方が多いかもしれません。
しかし、リキッドファンデーションは肌への密着度が固いのでどうしても負担が大きくなります。
同じ理由でメイクを落とす際のオイルクレンジングもあまりオススメできません。
特に、古い角質層を取り除いたばかりのケミカルピーリングの後は避けるようにしましょう。
清潔なパフを優しく使う
敏感な状態の肌には、不潔や摩擦は大敵です。
炎症を起こしたり、摩擦により色素沈着が起きてしまったりするリスクがあります。
ファンデーションを塗るときは清潔なパフを使うようにし、塗り込むのではなく優しく乗せるようにしてください。
紫外線ケアと保湿は必須!
メイクの可否にかかわらず、シミ取りの治療後に絶対に必要なのが紫外線ケアと保湿です。
治療でダメージを受けた肌はシミができやすい状態なので、ケアしないでいると同じ場所にまたシミができてしまうからです。
目の前にあるメイク問題は深刻ですが、長い目で見るとシミの再発はもっと大きな問題。
肌への負担が最小限になるよう、クリニックやエステサロンからの注意事項はしっかり守ってくださいね。
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