こんにちは。ビューティウィンド編集部です。
脱毛を考えている人や、すでに通っている人は「脱毛後のお風呂や運動がNG」と言われて、何故なのか疑問に思っているかもしれませんね。
「お風呂に入れないなんて気持ち悪い!」「ジム通いのスケジュールを崩したくない!」と感じる人もいるでしょう。
特に汗をかく夏場だと、お風呂に入らずに布団の中には入りたくないですよね。
しかしたとえ不自由を感じても、脱毛後にお風呂に入ったり運動したりすることは禁止!
今回はなぜ脱毛後にお風呂や運動がNGなのかをご説明していきます。
脱毛施術後にお風呂がNGな理由とは?
お風呂に浸かるのが好きな人には残念なお知らせですが、脱毛施術後はお風呂を禁止されることもあります。
これはサロン脱毛であっても、クリニックの医療脱毛であっても同じことですので、どちらかに行けばOKになるわけではありません。
ではなぜ脱毛施術後はお風呂に入ってはいけないのでしょうか。
脱毛後は肌が軽いやけどのようになっている
脱毛施術は、サロンなら光、クリニックならレーザーを用いて行います。
光脱毛も医療レーザー脱毛もやってみるとわかりますが、照射時に熱を放ちます。
これは脱毛機が毛のメラニンに反応した際に起こる現象です。
そしてこの熱により、脱毛後の肌は軽いやけどのような状態になっているのです。
施術後は施術をした部分が赤くなることもあります。
非常に軽いやけどですから、もし赤くなったとしても翌日には赤みが引いているでしょう。
しかしそんな赤くなり傷ついた肌をお湯につけると、炎症が起こってしまうこともあるのです。
普通のやけどや傷口を、お湯につけると炎症がひどくなるのは、なんとなく想像できるのではないでしょうか。
脱毛施術後の肌でも同じことが起きるのです。
汗が細菌を増殖させる可能性も
お風呂に入ると誰でも汗をかきます。
しかもお風呂に入った時にかく汗の量は、かなり多いですよね。
汗は体の常在菌にとっては餌となるため、汗を大量にかくと細菌が増殖してしまう可能性があるのです。
脱毛施術で弱った肌に細菌が繁殖してしまうと、それが炎症やかゆみなどの肌トラブルを引き起こしてしまう原因になることも。
ですからお風呂は脱毛施術後の肌には向かないのです。
湯船に繁殖している雑菌の影響を受けやすい
たとえどんなにキレイに掃除をしていたとしても、湯船には雑菌がある程度繁殖しています。
普段の状態なら、その雑菌の影響を受けることはありません。
しかし脱毛施術後の肌は、普段の状態よりも弱っているため、そんな雑菌の影響を受けてしまうこともあります。
この場合もまた、炎症やかゆみなどを起こす原因になりやすいのです。
脱毛当日でもシャワーはOKな場合が多い
ここまでの説明で、「脱毛に行った日は気持ち悪くてもお風呂を我慢しなければならない」と思った人もいるでしょう。
しかし実は脱毛をした日は湯船に浸かるのはNGでも、シャワーはOKだと言われることが多いです。
湯船に浸かることを習慣にしている人でも、脱毛をした日くらいはシャワーだけでも我慢できますね。
シャワーを浴びて良いかどうかは、施術後の肌の状態にもよるので、施術後にクリニックやサロンで確認してみましょう。
脱毛施術後のシャワーの浴び方
シャワーはOKとされることが多いものの、シャワーのお湯も熱を持っていますから、あまりに長時間浴びていると、肌トラブルを引き起こすこともあります。
脱毛をした日にシャワーを浴びる場合、次のことに気をつけて浴びるようにしましょう。
- 温度設定をぬるめにする
- 長時間は浴びず、ささっと済ませる
- なるべく低刺激性の石鹸やボディソープを使う
- 体をこすらない
これらに気をつければ、肌に大きなダメージを与えることなく、体を清潔に保てます。
特にしっかり洗いたいデリケートゾーンも、VIO脱毛をした日は軽めに洗うようにしてください。
脱毛施術後に運動がNGな理由とは?
次になぜ脱毛施術後の運動が禁止されることがあるのかについてです。
特に日常的にジムに通ったり、ダンスなどの習い事をしていたりする人は、たとえ習慣にしていても気をつけるようにしてください。
以下の理由を読めばわかると思いますが、激しい運動ではなくても、ヨガ・ホットヨガ・ピラティスなども同じです。
体温が上がり炎症がひどくなることがある
運動をすると血行が良くなり、体温が上がります。
そして体温が上がると、炎症している部分がますます熱を持ちます。
脱毛施術後の肌は軽いやけどのような状態になっているため、体温が上がるとそのやけど状態が悪化し、炎症がひどくなることがあります。
そのため脱毛施術後は運動をしてはいけないと言われるのです。
これはたとえ激しい運動でなかったとしても、同じことです。
「軽い運動なら大丈夫だろう」と自己判断で安易に運動することは控えましょう。
汗による細菌増殖の可能性も
お風呂の部分でも触れていますが、汗をかくと肌にいる細菌が増殖します。
運動をすると汗を大量にかくこともあるため、その汗を餌に細菌が増殖し、炎症が起こります。
通常の肌の状態なら多少細菌が増殖したからと言って、炎症を起こすことはないでしょう。
しかし脱毛施術によってダメージを受けている肌は、普段なら平気なことでも過剰反応してしまうのです。
ですから脱毛施術後は汗をかくような行為は控えるようにしましょう。
いつから運動ができるようになる?
運動を習慣にしている人は、脱毛施術後どれだけ待てば運動ができるかも気になるところでしょう。
いつから運動をしてもいいかは、脱毛施術後の肌の状態にもよるため、一概に「何日間」とは言えません。
クリニック・サロンの指示を守るようにしてください。
運動をしてみて、肌にヒリヒリ感を感じたり、少し赤くなったりするならまだまだ運動を控えた方が良いでしょう。
脱毛をして数日間は、突然激しい運動をするのではなく、軽い運動から始めて様子を見ることを忘れないようにしましょう。
まとめ
脱毛後にお風呂や運動をしてはいけないと知っていても、「多少なら大丈夫!」と思っていた人もいるかもしれません。
しかし炎症を起こしたり、かゆみが出たりして苦しむのは自分自身です。
またあまりに炎症がひどくなったり、長引いたりすると、皮膚科での診察も必要になりますし、次回の施術ができないこともあります。
なるべくそうした肌トラブルが起こらないように、できる対策はしておきましょう。