こんにちは。
ビューティウィンド編集部です。
VIO脱毛を含め、脱毛をするときに気になるのが、料金や痛み、完了までの期間ではないでしょうか。
特にVIO脱毛は痛みが出やすい部位ですし、できれば痛みも少なく、料金も安く、早く終わる脱毛方法を選びたいですよね。
そこで今回は、VIO脱毛の効果、料金や回数、痛みについてクリニックとエステの比較も含めて詳しくまとめました。
医療脱毛とサロン脱毛の違い
脱毛を受ける場合、まず、
- クリニック
- サロン
のどちらで受けるかを決めることとなります。
さらに、医療脱毛でも、ニードル脱毛、熱破壊式の医療レーザー脱毛、蓄熱式の医療レーザー脱毛(医療SHR脱毛)IPL脱毛と様々な脱毛方法があり、脱毛方法によってはサロン脱毛でも受けることができる脱毛方法もあります。
しかし例えば、同じメカニズムの脱毛でも、クリニックとサロンではパワーが異なります。
パワーが異なるということは、痛みや効果、効果が出るスピード(通う回数)に差があるということで、一番の違いはクリニックでしか永久脱毛できないことです。
まずは、それぞれの脱毛方法の特徴について説明いたします。
ニードル脱毛
ニードル脱毛は、絶縁針を差し込んで直接毛根を破壊する永久脱毛です。
毛根を破壊する永久脱毛を行えるのは、法律上、医療機関のみとなっています。
熱破壊式の医療レーザー脱毛
医療レーザー脱毛は、クリニックでしか受けることができません。
レーザーを照射し、毛根のメラニンに反応させることで脱毛効果を狙う脱毛方法です。
蓄熱式の医療レーザー脱毛(医療SHR脱毛)
SHR脱毛は、クリニックでもサロンでも受けることができますが、医療SHR脱毛には永久脱毛効果があります。
近年話題となっている脱毛方法で、他の脱毛方法とは異なり、温かく弱い光を長く当てて「バルジ領域」を破壊することで、脱毛効果を狙います。
痛みが少ない、毛周期に関係なく通える、肌の色や毛の色を選ばないといった特長があります。
新しい脱毛方法で症例数は少ないですが、医療SHR脱毛に関しては効果を証明するデータがきちんとあります。
【参考】92人の中国人女性が片脇をSHR脱毛(蓄熱式)、もう片方をHR脱毛(熱破壊式)で脱毛した検証結果の論文
4週間間隔で4回照射し、6ヶ月後の調査。蓄熱式脱毛のほうが高い減毛効果を示したことが報告されています。
光脱毛(IPL脱毛)
IPL脱毛は、クリニックでもサロンでも受けることができます。
レーザーよりも少し弱い光を照射し、毛根のメラニンやバルジ領域に反応させることで脱毛効果を狙う脱毛方法です。
症例数が多く広く行われている脱毛方法ですが、「医療IPL脱毛」としてSHR脱毛の効果を謳っているクリニックもあれば、エステでは違法となる永久脱毛効果に近いことを謳っているサロンもあり、さらにはIPL脱毛=エステサロンで受ける脱毛と定義している情報サイトもあります。
使用機器や出力設定よっても効果が異なるため、「IPL脱毛とは?」の定義は非常にあいまいでもあります。
光脱毛(SSC脱毛)
SSC脱毛は、エステサロンで受けることができます。
抑毛効果があるジェルと光を併用した脱毛方法で、IPL脱毛よりも弱い光を照射し、毛根のメラニンに反応させます。
光脱毛(エステSHR脱毛)
サロンのSHR脱毛は、全身脱毛を専門にしているところが多いです。
VIO脱毛の値段の違い
ニードル脱毛は、医療脱毛・サロン脱毛に関係なく高額です。
毛を一本一本脱毛するため手間がかかることが大きな理由で、ニードル脱毛のみ、本数や時間あたりでの料金設定となっています。
その他の脱毛方法は、脱毛部位と通う回数によって料金が異なります。
ここでは、医療脱毛とサロン脱毛を行っているクリニック、サロンのVIO脱毛の料金例をまとめました。
回数 | 料金 | ||
医療脱毛 | A院 | 5回 | 89,000円 |
B院 | 6回 | 58,000円 | |
C院 | 5回 | 157,500円 | |
D院 | 5回 | 92,800円 | |
サロン脱毛 | サロンE | 4回 | 36,000円 |
サロンF | 4回 | 36,000円 | |
サロンG | 4回 | 45,800円 | |
サロンH | 4回 | 53,515円 |
※ニードル脱毛は含んでいません。
どの脱毛方法でも一般的に医療脱毛の方が高額であることが多く、それは国家資格がある医師や看護師が施術を行うことやパワーの強い機器を使っているためです。
サロン脱毛のVIOキャンペーンとは?
サロンでは、脱毛キャンペーンを行っていることが多く、よくあるキャンペーンが、「ワキ脱毛とVライン脱毛が1年間通い放題360円」「ワキ脱毛6回&Vライン脱毛6回セット700円」など、ワキ脱毛とVライン脱毛がセットになったものです。
但し、サロンの「Vライン脱毛」は、まっすぐ立った状態で小さめのショーツからはみ出ている脚の付け根部分周辺を指します。濃い毛の部分全体を指すわけではないので注意してください。
完了までの所要時間・通院回数の違い
残念ながら、1回の脱毛施術でツルツルになる方法は、現在のところありません。
クリニック・サロンによって4回~15回ほど通う必要があります。
そこで、脱毛方法による、通う回数と間隔、完了までの期間をまとめました。
回数 | 脱毛間隔 | 完了までの期間 | |
熱破壊式の医療レーザー脱毛 蓄熱式の医療レーザー脱毛(医療SHR脱毛) |
5~8回 | 1~2ヶ月 | 1年~1年半 |
ニードル脱毛 | 4~6回 | 1~2ヶ月 | 1年前後 |
光脱毛(IPL脱毛) | 6~12回 | 1~2ヶ月 | 1~2年 |
光脱毛(SSC脱毛) | 10~15回 | 1~2ヶ月 | 1年半 |
光脱毛(エステSHR脱毛) | 6~10回 | 2週間~2ヶ月 | 半年~1年半 |
※同じ脱毛方法でも脱毛機器によって効果は異なりますし、人によって毛の生え方も違うため、一概に「〇回で完了する」とは言い切れません。
痛みの強さの違い
医療脱毛・サロン脱毛のそれぞれの脱毛方法別の痛みの強さは、痛みが強い順に、
- ニードル脱毛
- 熱破壊式の医療レーザー脱毛
- 光脱毛(IPL脱毛)
- 光脱毛(SSC脱毛)
- 蓄熱式の医療レーザー脱毛(医療SHR脱毛)
- 光脱毛(エステSHR脱毛)
です。
ニードル脱毛は最も痛みが強く、SHR脱毛はどちらを選んでも痛みが少ないです。
痛みを数値化した平均値は、蓄熱式と熱破壊式でそれぞれ2.75と6.75というデータもあります。
【参考】92人の中国人女性が片脇をSHR脱毛(蓄熱式)、もう片方をHR脱毛(熱破壊式)で脱毛した検証結果の論文
その他の脱毛方法は、毛のメラニンに作用することで脱毛を行う方法のため、毛の濃いVIO脱毛は、他部位に比べると痛みが強く、ワキ脱毛と同じくらいだと言われています。
実際、全身脱毛を経験者からも、「全身のすべての部位の中でVライン脱毛が一番痛かった」という声が少なくありません。
毛が濃く、骨に近い部位は痛みが強く出るため、ワキよりも痛みを強く感じるのかもしれません。
ただ、痛みに関しては感じ方が人によって大きく異なるものの、ワキ脱毛を体験したことがある方であれば我慢できないほどではないと思われます。
どうしても不安な方は、医療脱毛であれば麻酔を使用することもできますし、パワーを落とすこともできますので、気軽に相談してみましょう。
施術者・安全性の違い
医療脱毛とサロン脱毛の大きな違いは、施術者が国家資格を持っているかどうかです。
医療脱毛は、医療行為として行いますので、医師または看護師が直接施術を行います(カウンセリング時の料金やコースの説明のみ、医師・看護師以外が行うこともあります)。
しかし、サロン脱毛は医療行為ではないため、資格は必要ありません。
デリケートな部分だけに「VIOだけは医療資格を持っている人にまかせたい」という人もいらっしゃるかもしれませんね。
また、何かトラブルがあった場合、医療脱毛であれば、院内に医師が常駐しています。
サロンもクリニックと提携はしていますが、クリニックであればすぐにトラブルに対応でき、医療用の薬を処方することが可能です。
VIO脱毛は安心できるクリニック・サロンで
VIO脱毛に限らず、脱毛にはリスクを伴います。
もしものときの対応や、補償がしっかりしたクリニック・サロンを選ぶことが、安心して脱毛を続けることができる一番大切なポイントです。
料金や痛み、回数や通いやすさ(自宅や職場からのアクセス、予約の取りやすさ)も踏まえ、完了まで通えそうだと思えるところを選んでくださいね。