こんにちは。ビューティウィンド編集部です。
シミ取りレーザー治療後は、保護テープを貼るのが通常のケアですよね。
しかし最近では保護テープを貼らない方法もあるのを知っていますか?
その方法とは医療用コンシーラーを使った方法です。
レーザー治療後の保護に、保護テープを避けたい人向けに医療用コンシーラーを導入しているクリニックも増えて来ているんです。
今回はこの医療用コンシーラーについて、どんなもので、どうケアができるのかをご紹介していきます。
保護テープ以外の方法でケアをしたい人は、ぜひ参考にしてください。
※シミ取りのダウンタイムについてはこちらの記事を参考にしてください
シミ取り後のダウンタイムはどれぐらい?【治療方法別に詳しく解説しています】
医療用コンシーラーとは?
医療用コンシーラーとは、市販のコンシーラーとは違い医療行為の一環として使われるコンシーラーです。
シミ治療の場合は、治療後のかさぶたを隠すために使われます。
シミ治療後のかさぶたを隠すために市販のコンシーラーは使えませんが、医療用コンシーラーなら使えることがあるのです。
医療用として処方されることがある他は、通常の化粧品のように使えるため、普段からコンシーラーを使い慣れている人なら使い勝手も良いでしょう。
ただしファンデーションとの塗る順番などは、商品によって異なるため、医師の指示に従う必要があります。
医療用コンシーラーは保護テープの代わりになる?
医療用コンシーラーが保護テープの代わりになるかどうかと言うと、難しいところです。
なぜならこの2つは役割が異なるからです。
保護テープは患部を外的刺激から保護するために使われます。
かさぶたを隠すこともできますが、近くから見れば保護テープ自体が見えるので、かさぶたが見えなくても少し目立ちます。
一方医療用コンシーラーは、かさぶたを隠すことができるアイテムです。
かさぶたはほぼ見えなくなるものの、摩擦などの物理的な刺激は直に与えてしまうので、「傷の保護」といった保護テープが担う役割は果たせません。
そういう問題もあるため、現在でもまだまだシミ治療後のケアには、保護テープがメインで使われています。
ただしどうしても保護テープを貼り続けるわけにはいかない人には、医療コンシーラーが処方されることもあるのです。
保護テープ+コンシーラーを使う場合も
医療用コンシーラーはレーザーによるシミ取り治療直後には使えないとされることが多いです。
これは、シミ取り治療直後は、患部が水分を含んだ傷になっていることもあるからです。
患部が水分を含んでいたり、炎症を起こしたりしている間は医療用コンシーラーの使用は控えなければなりません。
しかしそれが治れば、医療用コンシーラーの使用も可能です。
そのため最初の数日は保護テープを使い、それからかさぶたが取れるまでは医療用コンシーラーを使うという方式で併用する場合もあります。
併用するなら、保護テープを貼る期間がぐっと短くなるので、シミ治療のスケジュールが立てやすくなるでしょう。
医療用コンシーラーを使う場合のケア方法
では具体的に医療用コンシーラーを使った場合、どのようにシミ治療後のケアをするのかをご説明します。
化粧の前にコンシーラーでカバー
多くの場合医療用コンシーラーは、化粧をする前に使います。
まず患部にコンシーラーを乗せ、ほとんどかさぶたが見えなくなればOKです。
ただしお使いのファンデーションや医療用コンシーラーの種類によっては、ファンデーションのあとにコンシーラーとなる場合もあるので、順番は医師の指示に従いましょう。
洗顔で落とすだけ!
医療用コンシーラーは特別な落とし方をすることはなく、他の部分のお化粧と一緒に洗顔で落とします。
この時、患部をこすったりしないように注意をしましょう。
コンシーラーはしっかり落とすべきですが、こするのではなく、丁寧に時間をかけて洗ってください。
刺激を与えないように気をつけること
医療用コンシーラーのみでシミ治療部を保護する場合、物理的な外的刺激に患部がさらされています。
ですから、普段の生活の中で患部に刺激を与えないようにしましょう。
刺激を与えると、炎症や炎症後色素沈着の原因になることがあるからです。
寝ている間は保護テープを貼るのもおすすめ
医療用コンシーラーでかさぶたを隠したい人は、保護テープが人目に触れることに抵抗があるのでしょう。
しかし寝ている間なら誰も見ていませんよね。
ですから寝ている間は保護テープで保護をすることをおすすめします。
何も貼らずにいると、寝ている間にかさぶた部分をこすってしまうことがあるかもしれません。
保護テープがあれば、そうしたトラブルを防げます。
まとめ
シミ取りレーザー後の患部が全く目立たなくなる医療用コンシーラーは、誰にとってもありがたい存在でしょう。
しかし保護テープほどの保護力はないことをしっかり認識し、正しい使い方をすることを忘れてはいけません。
また、場面に応じて保護テープと使い分けるのがおすすめです。
しっかりシミを治療するためにも、使用するときには医師の指示通りに使い、あまり刺激しないことを心がけましょう。